─ 柄コンセプト ─
かすみ立つ春の山
植物が一斉に芽吹き
空気中の水分が多くなる
それは春の呼吸
─ シリーズコンセプト ─
美しい情景や光と影、色や形、言葉が
職人の技術と混ざり合って、
それぞれ趣のあるものにあやなすシリーズ。
材 質 | 綿100% 〔特文〕 |
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サイズ | 約 33×90 cm |
商品検索用キーワード:あやなす,アヤナス,はるがすみ,ハルガスミ
美しい和語を題材にした〈あやなす〉シリーズ
注染特有の技術をふんだんに使った柄、
「春霞」と「水明」が発売開始となります。
美しい和語"あやなす"
"あや"には「彩」「綾」「操」の字があり、
美しくいろどる・飾る、うまく操る等の意味があります。
美しい情景や光と影、色や形、言葉が
職人の技術と混ざり合って、
それぞれ趣のあるものに あやなすシリーズ。
冬から春になり、遠くの景色がまるで薄雲がかかったような
景色になることをいいます。
桜咲く山々や芽吹いた植物が霞がかった景色をイメージしています。
こちらの商品は「注染」です。
注染は、「糊置き」で生地に糊を付け、糊で作った土手からはみださないように染料を注ぐ「そそぎ染め」を表から、裏からの両面行い、水洗い、立干しで仕上げます。
糊を置いた生地をきちんと折り重ね、染料を注ぎ足下のポンプで調整しながら吸い上げる工程を、表から、裏から同じ柄になるように繰り返す・・これをデザイン通りに行うのは相当の技術が必要です。
しかし「注染」だからこそ、絶妙な色の混じり合い(グラデーション)や、表裏のない美しい染め上がり、ひとつとして同じものがない手作りならではの手ぬぐいができているのです。
この【時感】あやなすシリーズの手ぬぐいは、さらにその注染の染めの工程を二度繰り返す「細川」という手法が使われており、美しい色合いの重なりを楽しむ事ができるでしょう。
どちらの手ぬぐいも色鮮やかな色彩のものになっていますので、
ぜひお手に取ってご覧下さい。